今週の遊園地ニュースまとめ – 2023年9月3日号

Author: Yu Shioji (塩地 優)
Article type: News(ニュース)
Article number: 230022

遊園地関係のニュース、特に新アトラクションや一般配信された記事などをまとめてお伝えします。

なお、海外のニュースは記者の言語力の問題で、英語圏のものか、英語圏で報道されたものが主です。

 

  1. 今年末、ハリーポッターのインタラクティブなアートをテーマにした映像系アトラクションがドイツにオープン
  2. Six Flags Magic Mountainのコースターで脳に障害を負ったとする訴訟で、原告敗訴
  3. Knoebelsが閉園した遊園地から購入したRock-O-Planeを導入
  4. ディズニーカリフォルニアアドベンチャーにサンフランソウキョウエリアがオープン
  5. Six FlagsがGoogle Cloudの生成AI利用など、DX推進と顧客のデジタル接点改善を推進
  6. Cedar Fairの元CEO, Matt Ouimet氏が取締役を退任
  7. 次世代型のLEGOディスカバリーセンター5施設目が、2024年春ハンブルグにオープン
  8. Nickelodeon Universeが2アトラクション追加
  9. ピジョンフォージにNERFのバトルフィールドを含むアトラクション新設
  10. 富士急ハイランドZOKKONの累計乗車人数が8/31に10万人を突破
  11. ディズニーランド(アナハイム)のホーンテッドマンション、ショップ新設とキュー拡張
  12. Six Flags Great AdventureがVekoma Super Boomerang導入を発表
  13. Six Flags Great Escapeが新ローラーコースターBobcatを発表
  14. Six Flags Over Texasが世界最古のログフリュームをリニューアル
  15. Six Flags Americaが新エリアSteam Townを発表
  16. Six Flags Great AmericaがZamperla Giant Discovery導入を決定
  17. 上海ディズニーランドのズートピアエリア、「クリエイティブプレビュー」が9/5に決定
  18. Six Flags St. LouisがZamperlaのGiga Discoveryを導入
  19. シーワールドオーランドが完全キャッシュレス化
  20. ラスベガスのCircus Circusがスポンジボブのダークライド導入
  21. かみね公園レジャーランドの「ファンハウス」が2023年8月31日で営業終了
  22. サンリオピューロランドが新ショー「ハッピーセレブレーションパーティ ~どきわくきゅん♡でハッピー☆デー~」上演決定
  23. サンリオピューロランドが英語学習型アトラクションを10月2日にオープン
  24. このニュースはMicrosoft Listsでデータベース化しています
  25. 引用方法
  26. 利益相反

今年末、ハリーポッターのインタラクティブなアートをテーマにした映像系アトラクションがドイツにオープン

Just Announced Cologne Germany!​ ​ | Just announced! Cologne, Germany to host the World Premiere of Harry Potter: Visions of Magic opening in December 2023 at the Odysseum. Discover hidden... | By NEON | Facebook
Just announced! Cologne, Germany to host the World Premiere of Harry Potter: Visions of Magic opening in December 2023 at the Odysseum. Discover hidden...

情報公開日: 9/2/2023

ハリーポッターに関する、インタラクティブなアートをテーマにした映像系アトラクションが、ドイツのCologneにオープン。2023年12月開業予定。

[記者コメント]

今の情報だけだと詳細は分かりませんが、ハリポタの世界への没入を意識しているようで、杖を使ったインタラクティブな要素もある模様。

ハリポタのロケーション展開は、かなり多様化していますね。

 

Six Flags Magic Mountainのコースターで脳に障害を負ったとする訴訟で、原告敗訴

Los Angeles Jury Rejects .7M+ Roller Coaster Brain Injury Lawsuit
A California state court jury cleared Six Flags Magic Mountain of all liability on Thursday in a long-running lawsuit alleging a roller coaster at the amusement...

情報公開日: 9/1/2023

Six Flags Magic Mountain(米国、カリフォルニア州)にかつて存在したローラーコースター、Green Lantern: First Flightに乗った方が、乗車時の衝撃によって脳に障害を負った、とする訴訟で、ロサンゼルスの裁判所が原告の訴えを退けました。

原告は頭をゆするような強い衝撃によって乗車直後から吐き気を催し、数か月後に外傷性脳損傷の症状が出た、と主張。これに対して、Six Flags側は乗車直後の症状は脱水症状に由来し、また、原告の担当医は外傷性脳損傷を示す医学的根拠を見つけられていない、と主張。原告は大学に合格することもできる状態だった、とのこと。

[記者コメント]

Green Lanternは、Intaminのフリースピンタイプの4次元コースターです。S&Sのものとは違って、本当にフリースピンで、強制スピンがありません。このため、衝撃を判断しづらいところがあるのですが、とはいえ高速でライドが回転するようなことは無いような仕様になっています。

また、Six Flagsの安全体制も、審判に影響を与えたようです。内容には以下を含みます。

・日常的な点検を行っている

・保安部署による「監査」を毎日行っている

・外部の安全の専門家による全てのアトラクションの点検を毎年行っている

 

Knoebelsが閉園した遊園地から購入したRock-O-Planeを導入

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情報公開日: 9/2/2023

Knoebels(米国、ペンシルベニア州)が、2022年に閉園したJoyland Amusement Parkから購入したRock-O-Planeを設置。

一見、観覧車のような見た目をした乗り物ですが、高速で回転して、ゴンドラ自身も遠心力で回転します。れっきとしたスリルライドです。

[記者コメント]

古い傑作が、中古市場でしっかりと維持されていくのは素晴らしいですね。

国内は、割となくなってしまったりするので。

 

ディズニーカリフォルニアアドベンチャーにサンフランソウキョウエリアがオープン

San Fransokyo Square at Disney California Adventure Park Fact Sheet
San Fransokyo Square at Disney California Adventure Park Fact Sheet ANAHEIM, Calif. – San Fransokyo Square opens Aug. 31, 2023, at Disneyland Resort – featuring...

情報公開日: 8/31/2023

ディズニーカリフォルニアアドベンチャー(米国、カリフォルニア州)に、ベイマックスをテーマとしたサンフランソウキョウエリアがオープン。

もともとパシフィックワーフという飲食を中心としたエリアだったところで、テーマ変更後もショップと飲食が主体です。

[記者コメント]

カリフォルニアアドベンチャーはもともと、往年のカリフォルニアの様々な地域を楽しめるパークだったのですが、ほぼそれらは姿を消して、ディズニーのコンテンツと結び付けられることになりました。

 

Six FlagsがGoogle Cloudの生成AI利用など、DX推進と顧客のデジタル接点改善を推進

Six Flags to Accelerate Digital Transformation in Amusement Park Industry and Launch a Cutting Edge Virtual Assistant Powered by Google Cloud's Generative AI
/PRNewswire/ -- Six Flags Entertainment Corporation (NYSE: SIX), the world's largest regional theme park company and the largest operator of water parks in...

情報公開日: 8/29/2023

Six Flagsは、Google Cloudを利用したDXの推進と、生成AIを利用したエージェントシステムの導入を発表。

エージェントはパークのアプリに組み込まれて、来園者個人の趣向に合わせたその日のスケジュール案などを提示。

[記者コメント]

エージェントはうまくやらないと、「余計なお世話」になりそうな仕組みです。「AIの指示通りに動くだけ」になってしまうと、なんとも味気ないパーク体験になりそう。

おそらくこれはトライアル要素が強くて、本丸はGoogle Cloudによる社内DXの推進ではないでしょうか。AppSheetなど、ローコード(プログラミング言語を使わずに、グラフィカルにできるプログラミング環境)を活用することで、社内全員がルーチン作業の効率化に取り組むと、大幅な効率化を実現できます。

特に遊園地は膨大なデータを扱う作業が多いため、こうしたDXツールとの相性がよさそう。

 

Cedar Fairの元CEO, Matt Ouimet氏が取締役を退任

https://www.businesswire.com/news/home/20230901895746/en

情報公開日: 8/31/2023

ディズニー出身で、ディズニーランドリゾートのトップなどを務めた後、2011年にCedar Fair入社。2012年から2017年までCEOを務めていました。

[記者コメント]

在任中にスタッフの安全性重視の仕組みや、リゾート施設としてのマーケティングへの転換など、様々な施策が打たれていました。

 

次世代型のLEGOディスカバリーセンター5施設目が、2024年春ハンブルグにオープン

Merlin Entertainments Announces Germany’s First Next Generation LEGO® Discovery Center To Open In Spring 2024
The new LEGO® Discovery Center is the fifth next generation newly named attraction, after launching attractions in Atlanta, Boston, Brussels, and Washington D.C...

情報公開日: 8/31/2023

LEGOディスカバリーセンター(運営はMerlin Entertainments)の5施設目が2024年春に、ドイツのハンブルグにオープン。

LEGOディスカバリーセンターは、LEGOLANDディスカバリーセンターの次世代型施設。

列車型ライドに乗って巨大なレゴの世界を旅する、インタラクティブ要素のあるダークライド、4Dシアターなど、全12エリア。床面積は3,000m2。

[記者コメント]

Merlinは次世代型と言っていますが、個別のアトラクションは旧型施設と大きな違いはありません。

 

Nickelodeon Universeが2アトラクション追加

Nickelodeon Universe at Mall of America announces new attractions
Mall of America's Nickelodeon Universe has announced two new attractions inspired by Dora the Explorer and Avatar: The Last Airbender.

情報公開日: 8/31/2023

Nickelodeon Universe(米国、ミズーリ州)が2アトラクションを追加。1つはダンボのような回転飛行型ファミリーライド。もう1つは、ブランコ型のキディライド。

[記者コメント]

Nickelodeon Universeは、名前が似た施設が複数あってややこしいのですが、ミネアポリス近郊のMall of Americaに入っている施設です。

 

ピジョンフォージにNERFのバトルフィールドを含むアトラクション新設

Nerf Action Xperience coming to Pigeon Forge, Tennessee
Hasbro, Kingsmen Xperience and Bright Play are set to open the latest Nerf Action Xperience in Pigeon Forge, Tennessee in fall 2024.

情報公開日: 8/31/2023

ピジョンフォージ(米国、テネシー州の町)にNERFのバトルフィールドを含むアトラクション新設。2024年開業。

バトルフィールドのほか、NERF関係の複数のアトラクションと、飲食施設。

NERFはスポンジの弾を発射する、ライフル型の玩具です。

[記者コメント]

ピジョンフォージはDollywoodの近くで、単発のアトラクションやショーなどが密集している地域です。近くには国立公園、gatlinburgというプチ軽井沢的エリアもあって、テネシーの一大リゾートになっています。

ジップラインや1人乗りボブスレー型ローラーコースター、ゴーカート、Ripley’s系列のアトラクションなどがある地域ですが、メーカータイアップものは稀。

 

富士急ハイランドZOKKONの累計乗車人数が8/31に10万人を突破

情報公開日: 8/31/2023

富士急ハイランドに7/20オープンしたローラーコースタ、ZOKKONの累計乗車人数が、8/31に10万人を突破。開業後43日目。

[記者コメント]

開業後43日で10万人というのは、富士急ハイランドとしても想定を下回っているのではないでしょうか。もともとの設計値としては、およそ800人/時 以上乗車できるはずです。ただ、富士急はド・ドドンパでのケガの影響もあって、安全重視で400人/時 前後で運営していると思われます。それでも、夏季の営業時間は11時間を超えますので、4,000人/日 以上乗車できるはずです。実際には、単純計算で2,500人/日を下回っていますので、天候やシステムトラブル等による運休が4割程度発生していたことになります。

また、ZOKKONは夏休み中、待ち時間が180分表示になるなど、非常に長い待ちが発生していました。ZOKKONの1日のキャパシティが入園者数を大幅に下回っていると思われる中で、高飛車とド・ドドンパも運休していましたから、猛暑の中でどれほどの顧客満足度を獲得できているか、心配です。

 

ディズニーランド(アナハイム)のホーンテッドマンション、ショップ新設とキュー拡張

https://disneyparks.disney.go.com/blog/2023/08/new-haunted-mansion-grounds-expansion-retail-shop-coming-to-disneyland-resort-in-2024/

情報公開日: 8/30/2023

ディズニーランド(米国、カリフォルニア州)は、ホーンテッドマンション周辺の再整備を発表。

近くにTiana(プリンセスと魔法のキス)のエリアができることを受け、人流の整理を目的としたもの。

ホーンテッドマンションはキューラインを拡張。従来のストーリーラインの延長線上でありながら、少し話が拡張されるようです。

また、ショップも新設。マダムレオタがテーマ。

合わせて、隣接エリアではTianaの広場が整備されます。

[記者コメント]

もともとはスプラッシュマウンテンのテーマ変更に端を発していますが、思いのほか大規模な再整備になってきました。

Star Wars Galaxy Edgeへの動線も絡んでくるので、かなり気を使った整備が必要になるようです。

 

Six Flags Great AdventureがVekoma Super Boomerang導入を発表

Six Flags - Server Technical Issues

情報公開日: 8/30/2023

Six Flags Great Adventure(米国、ニュージャージー州)が、新ローラーコースターの導入を発表。

VekomaのSuper Boomerangで、中国に続いて世界2機目。3パスのデュアルLSM加速、垂直タワーやダイブループにインメルマン、ダブルアップ(ディップ)、ゼロGロールなどを含むシャトル型。LSMはスタートの3パス以外に2か所。合計7回加速があります。

あわせて、宿泊施設も発表。

[記者コメント]

VekomaのSuper Boomerangは、コンパクトながら魅力あるエレメントが満載。設置スペースのわりに、かなりの充実度を誇りますので、今後導入数が増えそうです。LSMがデュアルで3か所ありますので、コスト高が唯一のネックか。

 

Six Flags Great Escapeが新ローラーコースターBobcatを発表

情報公開日: 8/30/2023

Six Flags Great Escape(米国、ニューヨーク州)が、2024シーズンに新ローラーコースターBobcat導入を発表。

木製コースターで、全長は430 m, 高さは約17 m。Great Escapeとしては25年ぶりの大規模投資。

[記者コメント]

25年ぶりではありますが、ファミリーコースターサイズ。立地から、かなり苦しい状態が推察されます。

それでも、他パークからの移設ではなく新設ということは、Six Flagsがきちんとお客さんのニーズを見ている、ということがわかります。

 

Six Flags Over Texasが世界最古のログフリュームをリニューアル

情報公開日: 8/30/2023

Six Flags Over Texas(米国、テキサス州)が世界最古のログフリュームをリニューアル。

1963年製。

[記者コメント]

詳細は未発表ですが、2つのコースをつなげて、世界最長級になるという噂。

2コースのうち、1つは1963年製ですが、もう1つはその人気を受けて、1968年に追加されたもの。

 

Six Flags Americaが新エリアSteam Townを発表

Six Flags - Server Technical Issues

情報公開日: 8/30/2023

Six Flags America(米国、メリーランド州)が、新エリア”Steam Town”を発表。

VekomaのSLC(Suspended Looping Coaster)の車両を交換、ZamperlaのNebulaz(回転型スリルライド)導入に加えて、周辺アトラクションも含めてスチームパンクテーマに変更。

[記者コメント]

SLCの新車両は、Vekoma製の模様。

Zamperla NebulazはSix Flags2024シーズン2機目。

 

Six Flags Great AmericaがZamperla Giant Discovery導入を決定

Six Flags - Server Technical Issues

情報公開日: 8/30/2023

Six Flags Great Americaが2024年のシーズンからZamperla社のGiant Discovery導入を発表しました。

もともと、Great AmericaにはHussのFrisbee(内向き)がありましたので、そこからの置き換えになります。

[記者コメント]

Six FlagsのCEOは、オペレーションコストを低減するため、非効率なアトラクションは撤去する、と発言していました。

Huss FrisbeeとZamperla Discoveryは類似機種ですから、Hussのオペレーションコストが高いことを意味しているのでしょう。

 

上海ディズニーランドのズートピアエリア、「クリエイティブプレビュー」が9/5に決定

Preview days for Zootopia zone in Shanghai Disneyland announced - DRdb
The long-awaited Zootopia zone in Shanghai Disneyland is scheduled to open in 2023, as previews were announced to take place in September.

情報公開日: 8/30/2023

上海ディズニーランドに新設される、ズートピアテーマのエリア。クリエイティブプレビューが9/5に決定しました。

エリアには、警察車両に乗車するダークライドタイプのアトラクション設置が決定しています。

[記者コメント]

年内のオープンがプレビュー日に発表されるのではないか、という予想も出ています。

世界初のエリアですので、どんなアトラクションになるのか、プレビュー日に注目です。

 

Six Flags St. LouisがZamperlaのGiga Discoveryを導入

情報公開日: 8/29/2023

Six Flags St. Louis(米国、ミズーリ州)が2024年シーズンにZamperla社のGiga Discovery導入を発表。Giga Discoveryは、日本では富士急ハイランド「トンデミーナ」、ナガシマスパーランド「ジャイアントフリスビー」などに類似した、円盤状のライドが振り込状に揺れ、円盤状のライド自体も回転するというライド。日本の2機は、いずれもHuss社のジャイアントフリスビーというモデルですが、今回導入の発表があったのは、Zamperla社製。260度まで振れあがるタイプで、最高時速120km/hと類似機種内最速。

[記者コメント]

Six Flagsは、Great AmericaでHussのFrisbee(座席内向き配置タイプ)を撤去して、ZamperlaのGianto Discoveryに置き換えるという噂もあります。

Six Flagsはトータルコストと来園者満足度の両面で見ている節がありますので、Hussと比べてZamperlaはメンテコスト等に優れているのかもしれません。

 

シーワールドオーランドが完全キャッシュレス化

SeaWorld's Florida parks to transition to cashless operations
SeaWorld Orlando, Aquatica Orlando and Busch Gardens Tampa Bay are moving to cashless operations from 30 August.

情報公開日: 8/29/2023

SeaWorld Orlando(米国フロリダ州)が8/30から完全キャッシュレス化。すべてのお金を使用する場面でクレジットカード等による決済が可能になるとともに、現金の運用を廃止。現金しかもっていない場合は、専用のカードに入金して使用。ただし、連続する92日以上利用が無い場合、30日当たり3.95ドルの手数料がかかる。

SeaWorldが運営する施設では、他にもサンディエゴのシーワールドとセサミプレイス、サンアントニオのシーワールドとアクアティカ、さらにブッシュガーデンウィリアムスバーグが完全キャッシュレスに移行済み。

[記者コメント]

キャッシュの取り扱いに伴うコスト削減はもちろんですが、リゾートとしてキャッシュを意識させない、日常から切り離した環境とすることを意図しているのかもしれません。

日本では、西武園ゆうえんちが遊園地内専用通貨を作り、園内では専用通貨またはキャッシュレスでしか決済できない仕組みを採用しています。

 

ラスベガスのCircus Circusがスポンジボブのダークライド導入

Sally meets SpongeBob in Las Vegas

情報公開日: 8/27/2023

Circus Circus(アメリカ、ネバダ州、Phil Ruffinの経営)がスポンジボブテーマのダークライドを導入。2023年中に稼働予定。

製作はSally Dark Ride。投資額は600万ドル(約8.5億円)。

[記者コメント]

まだ中身はよくわかりませんが、大型テーマパーク以外で8.5億円のダークライドというのは、かなり大きな額です。

Sallyは北米の遊園地中心に多数のダークライド設置経験のある企業です。馴染みのあるアトラクションとしては、「E.T. アドベンチャー」や、後楽園ゆうえんちジオポリスの「ゾンビパラダイス」など。

 

かみね公園レジャーランドの「ファンハウス」が2023年8月31日で営業終了

情報公開日: 8/29/2023

かみね公園レジャーランドの「ファンハウス」が、2023年8月31日をもって営業終了。

ファンハウスは、ウォークスルータイプのアトラクションで、回転する筒を通過するなど、いわゆる「ギャグ」ギミックを楽しむアトラクション。昭和60年から営業していました。

営業終了は、一部ギミックの故障と、部品を手配できないことが原因で、安全を維持できないため、とのこと。反響が大きかったため、安全を確保できれば、一時的に再開する可能性も。

[記者コメント]

「ギャグ」ギミックは、元をたどれば19世紀末~20世紀初頭のコニーアイランドに、来園者が転んだり吹き飛ばされたりすることで自ら演者となり、かつそれらの人々を見て楽しむという両面性を持った施設として、複数設置されました。当時は、恥を笑いに変えるという要素と、エロティシズムとが混在した場だったようです。

これが「自ら、あるいはグループ内でのみ楽しむ」形に変化して、複数の集合体として作られるようになります。それが1910年代のこと。代表作は、Noah’s Arkというファンハウスで、1936年製のものがKennywoodに現存します。このNoah’s Arkから、ファンハウスは怪しい、少し不気味な雰囲気を放つものへと変化していきました。

日本のファンハウスも、やはりその影響を受けて、少し不気味な雰囲気のものが多くあります。ライド形式ですが、トーゴの代表作「ビックリハウス」もその1つ。かみね公園レジャーランドの「ファンハウス」は、どことなくNoah’s Arkなどのアメリカのファンハウス的雰囲気を持っていながら、日本っぽさもあるオリジナリティのある1品でした。

 

サンリオピューロランドが新ショー「ハッピーセレブレーションパーティ ~どきわくきゅん♡でハッピー☆デー~」上演決定

ハッピーセレブレーションパーティ~どきわくきゅん♡でハッピー☆デー~ | 観る | サンリオピューロランド
サンリオピューロランドの観る「ハッピーセレブレーションパーティ~どきわくきゅん♡でハッピー☆デー~」をご覧ください。

情報公開日: 8/29/2023

知恵の木ステージ(1F中央の木にある、ステージ。パレード同様、通常は通路のところで鑑賞)で9/30~開催。

その月の誕生日・記念日の人と、誕生日のキャラクターをお祝いする内容。

子供が立ち上がって参加するパート、ハイタッチ会など参加型コーナーあり。

鑑賞エリアにはキッズエリアあり。

[記者コメント]

コロナ明けで参加型ショーが増えつつあります。

一緒に踊る、参加型ショーというのは昔からありましたが、特にマニアが増えてきたこともあって、ここ20年くらいはキッズエリアを設ける例も増えつつあります。

ハッピーはっぴ~バースデーSHOWの後継。

 

サンリオピューロランドが英語学習型アトラクションを10月2日にオープン

BUDDYEDDY WONDERFUL CLUB | 遊ぶ | サンリオピューロランド
サンリオピューロランドの遊ぶ「BUDDYEDDY WONDERFUL CLUB」をご覧ください。

情報公開日: 8/28/2023

サンリオピューロランドが、英語学習型アトラクション「BUDDYEDDY WORLD」を10月2日にオープン。

ストーリーに誘導されて、英単語を発話すると、それが映像に現れるというインタラクティブアトラクション。

参加は別料金。12月より前は500円、それ以降は1,000円。付き添い4名まで無料ですが、付き添い者は体験不可。体験時間は約20分。

[記者コメント]

遊園地、テーマパークに学習要素というのは、間違いなく伸びる分野。遊びだけではない、ということを示すことで、特に子供連れの家庭に、積極的に「行く動機」を与えることになります。

ただ、別料金というのが気になるところ。1,000円だと、「行ってみたらあったから体験する」というよりは、「これを目的に行く」という人しか集客できなさそう。体験時間20分というのもあって、スペースの関係もありますから、おそらくそれほどの人数を想定していないんだと思います。

分野としてどの程度の力があるのかも含めて、先行例としてウォッチが必要ではないかと。

 

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引用方法

引用時は、下記を明記してください。

Yu Shioji, J. Amusement Park (2023) 230022.

 

利益相反

本稿に関わる利益相反はありません。

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