今週の遊園地ニュース – 2023年10月15日号

Author: Yu Shioji (塩地 優)
Article type: News(ニュース)
Article number 230028:

 

遊園地関係のニュース、特に新アトラクションや一般配信された記事などをまとめてお伝えします。

なお、海外のニュースは記者の言語力の問題で、英語圏のものか、英語圏で報道されたものが主です。

 

Sea World San Antonio が駐車場に4.3 MWのソーラーパネル建設を開始

SeaWorld San Antonio starts installing new 4.3-megawatt solar canopy
SeaWorld San Antonio has started installing a state-of-the-art solar canopy to generate 16 percent of the theme park's electricity.

情報公開日: 10/9/2023

Sea World San Antonio が駐車場に4.3 MWのソーラーパネル建設を開始。

駐車場1200台分の屋根の高さに設置することで、パークの電力消費の16%を賄える試算。

[記者コメント]

テキサスの気候の良い地域ではありますが、それでも1,200台分でパーク全体の16%というのは凄いですね。

遊園地は電力の需要変動が極めて激しいので、そのあたりの処理がどうなっているのかも気になりますが、今のところ情報がありません。

大き目の蓄電池を構えているのか、あるいは一度グリッドに送電したうえで、需要分はすべてグリッドから供給を受けているのか。

 

Legoland Californiaが2025シーズンに2アトラクションとプレイエリアを新設

Planning application reveals new Legoland attractions

情報公開日: 10/8/2023

Legoland California(米国、カリフォルニア州)は、Safari TrekとFairy Tale Brookの2アトラクション閉鎖を発表していましたが、新たに跡地に新アトラクション設置が判明。

1つは約3,000m2の敷地に高さ13mの建物。もう1つは約400m2の敷地に最大高さ10mの屋外型乗物。プレイエリアには高さ9mの遊具も。

[記者コメント]

乗物は、ダークライドと子供向けコースターと推測されています。

撤去対象が開園時からある古いアトラクションですので、ブランドの中で古くなったパークの現代化を目的としていると思われます。

 

フロリダ州オレンジ郡が、Epic Universeに税制優遇をする条例を可決

Orange County OKs new taxing district for Epic Universe, potential SunRail extension
Universal’s Epic Universe will come under a special taxing district under a new ordinance approved by Orange County commissioners Tuesday.

情報公開日: 10/10/2023

フロリダ州オレンジ郡が、Universal Studiosの新パーク、Epic Universeに税制優遇をする条例を可決。

条例は、オーランド国際空港からEpic Universeの近くを通り、Orange County Convention Centerへ向かう鉄道路線の建設を含むパッケージ。

[記者コメント]

フロリダ州の税制優遇というと、WDWで政治案件化したのも記憶に新しいですが、今回はSun Railの敷設も含むパッケージ。

シーワールドへのアクセスも良くなりそうです。

Sun Rail敷設の目的は従業員の輸送とのこと。

 

Vekoma CEOのHar Kupers氏が三精テクノロジーズCorporate Executive Officerに就任

https://www.sansei-technologies.com/ir/press/img/pdf/2023/20231011press.pdf

情報公開日: 10/11/2023

Vekoma CEOを務めるHar Kupers氏が三精テクノロジーズのCorporate Executive Officerに就任。

[記者コメント]

Vekomaのトップが、新たに三精の執行役員に名を連ねることになりました。名称がややこしいですが、ChiefではなくCorporateですので、いわゆるCEOではないと思われます。

また、Executive Officerではありますが、あえてCorporateと名を付けていることから、グループ全体を見るのではなく、三精自身の遊戯機械の開発方向性や販売のかじ取りを担う職務がアドオンされたのではないかと推定できます。

 

リトルプラネットLICT広島が11/23オープン

中四国エリア初登場!「リトルプラネット LECT広島」11月23日(木・祝)オープン決定 | リトルプラネット
2023年11月23日(木・祝)に中四国エリア初の常設パーク「リトルプラネット LECT広島」のオープンが決定

情報公開日: 10/13/2023

屋内型のデジタル遊びテーマパーク、リトルプラネットとして中四国エリア初のロケーションがLICT広島に11/23オープン。

敷地面積は223m2。アトラクションはオープン時点で8種。

[記者コメント]

もともと壁のうち長辺の1面はのぞき穴を設置し、長辺の残り1面をプロジェクター系アトラクションとするため、細長いスペースを得意とする施設。今回は、狭いうえにアスペクト比がやや低いため、ボールプールに大きな面積を割き、テーブルトップ型アトラクションを多く配置するなど、工夫された様子が見られます。

施設数が多いほど量産効果を得やすい業態のため、徐々に全国区へと広がっていく中で、今後の成長や、規模のメリットを活かしたアトラクション開発にも期待です。

 

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引用方法

引用時は、下記を明記してください。

Yu Shioji, J. Amusement Park (2023) 230028.

 

利益相反

本稿に関わる利益相反はありません。

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