遊園地の経済、経営に関して

若者のディズニー離れ、USJの入園者数日本一が意味するものとは
2023年の世界のテーマパーク入園者数ランキングで、USJ約1,600万人で世界3位、国内では1位だった。なぜUSJの入園者数は多いのか。その背景には、USJと東京ディズニーランドの、経営戦略の違いがある。その秘密を探る。

第2回「イマーシブ」の認知度と、体験しない理由の調査
イマーシブという言葉の認知度、認知していながら体験したことが無い方への理由の深掘りをするアンケートを実施しました。今回、第2回では、イマーシブ・フォート東京のオープンから1年1か月、リニューアルから1か月後の2025/4/1に、第1回と同様の調査を実施しました。

「ジャングリア入口」交差点の渋滞試算
2025年4月4日付の沖縄タイムス紙に、筆者の名前入りで、ジャングリア開業に伴う渋滞の試算結果が掲載されました。ここでは、この試算の算出仮定を詳述します。

「ジャングリア沖縄」見落とされがちな失敗因子#8 どうすべきだったのか
これまで7回にわたって、ジャングリアが足元をすくわれるとすれば、どのようなポイントがあるのかを考えてきた。最終回の今回は、足元をすくわれる可能性を減らすためには、どのようにすべきだったのかを考える。

「ジャングリア沖縄」見落とされがちな失敗因子#7 需要調査
刀は、需要予測を1つの売りにしている。しかしながら、過去の事例を見ると、新規事業の需要予測は必ずしも精度が高くない。果たして、ジャングリアの需要予測は問題ないのか。彼らの著作やインタビュー記事などから、需要予測の手法を推測して考察する。

「ジャングリア沖縄」見落とされがちな失敗因子#6 周辺観光施設への影響
ジャングリアが開業し、想定通りに集客すると、北部の人の流れが一変する。地域に対してどのような影響が予想されるのか。また、ジャングリアの開業によって沖縄の観光構造は変化するのか、考察する。

「ジャングリア沖縄」見落とされがちな失敗因子#5 交通渋滞
ジャングリア沖縄周辺は、交通渋滞のメッカだ。その渋滞をさらに激化させかねない施設がオープンする。どういった渋滞要因があって、どのような対策が練られていて、さらにどのような追加施策を打つべきなのか、考察する。

「ジャングリア沖縄」見落とされがちな失敗因子#4 雇用
ジャングリア沖縄は、通勤圏内に生産年齢人口が7万人程度しかいない地域で、1,700人以上の雇用を目指す。現在提示している給与水準や、地域の給与水準を見ながら、ジャングリアが地域に与える影響と、人員確保の行く末を占う。

「ジャングリア沖縄」見落とされがちな失敗因子#X 低コストなのに700億円?
ジャングリア沖縄は、700億円という、この規模のテーマパークとしては比較的大きな金額を投じる。にもかかわらず、アトラクションにお金がかかっているようには見えない。なぜこのような事態になるのか、過去の事例を踏まえて考える。

「ジャングリア沖縄」見落とされがちな失敗因子#3 集客への懸念
2025年7月、沖縄に新たなテーマパーク「ジャングリア沖縄」がオープンする。運営は、テーマパーク再生で知られる森岡毅氏が率いる株式会社刀。刀の実績を見ると、失敗の要素が無い事業のようにも思えるが、落とし穴はないのか。今回は、集客の懸念点を考える。