遊園地の科学、技術、工学に関して

遊園地のアトラクションとキャパシティ設計
遊園地やテーマパークのアトラクションには、様々な制約があります。特に、キャパシティという視点で見ると、遊園地はアトラクションの数にも、キャパシティの分散にも強い制約がかかっていることがわかります。ここでは、一般的な遊園地において、どのような制約があるのかを見ていくことにします。

建築基準法と遊戯機械 – ローラーコースター設置の工夫
日本の遊園地は、建築基準法の規制により、様々な制約を受けます。中でも、海外製の小型コースターは、設置に一工夫必要な場合があります。そうしたコースターが、どのような工夫で設置されているのか、法規条文を紐解きながら考えます。

メリーゴーラウンドはどのようにして馬の動きを再現しているのか – 遊園地と機械2
遊園地の定番アトラクション、メリーゴーラウンドは、木馬が回転するステージの上で上下し、さらに前後に傾くことで、馬が走る動きを再現しています。なぜ、そしてどのようにして、このような動きを作り出しているのか、馬の動きもふまえて考えてみます。

なぜ遊園地にはくるくるまわるアトラクションが多いのか – 遊園地と機械1
遊園地の乗り物には、メリーゴーラウンドやティーカップなど、くるくるまわるものが多くあります。これは、置く場所のスペースが小さくて済む、という理由ももちろんありますが、機械の特性も理由の1つです。ここでは、機械はなぜ、くるくるまわる回転運動が得意なのか、ということを考えます。

富士急ハイランド ええじゃないか の回転角度範囲とその理由を考える
富士急ハイランドの ええじゃないか は、現状世界に3機しかない、制御型4次元コースターの1つです。ここでは、そのメカニズムと、座席回転とエレメント配置が現在の形になっている理由を、Arrow Dynamics社による特許を解読しながら追っていきます。

ローラーコースターの最高速度を考える
ローラーコースターの最高速度は、何によって決まっているのでしょうか。人体の負荷や、法規制などはひとまず無視をして、機械的な、メカニズム的な要因によって、どのような制約を受けているのかを考察します。

ローラーコースターの車輪ユニットの類型2 – 機能による分類
ローラーコースターの車輪周りをじっくり見ると、そのコースターがどんなコースターなのかわかります。振動にどう対処しようとしているのか。空気抵抗はどう処理しているのか。この記事では、車輪ユニットに付与された機能から議論します。

ローラーコースターの車輪ユニットの類型1 – 数による分類
ローラーコースターの車輪周りをじっくり見ると、そのコースターがどんなコースターなのかわかります。どの程度のカーブやひねりがあるのか。そもそもカーブがあるのかどうか。車両が浮き上がることはあるのか。などなど。この記事では、車輪ユニットの数や車輪数からコースターを考えています。

ローラーコースターがカーブを曲がる方法
ローラーコースターがカーブでどのように曲がるのか、イメージできますか? 実は、カーブでの車輪の動きはそう簡単ではありません。どのように複雑で、どのような工夫がされているのか、詳しく解説しています。